活動量計を買って学んだこと

活動量計を買った。

軽度の糖尿病を疑われ、再検査となった内科の先生に「うん、数値としては心配ないレベルだけどね、ゆっくり痩せましょう」と言われ、勧めてもらったのが活動量計の着用。

 

進化した万歩計というか、運動に特化したスマートウォッチというか、身につけて生活すると心拍数や運動量や睡眠状態を自動的に計測してくれるらしい。スマホにアプリをダウンロードしたら、そこで「どんな質の睡眠をどれだけとったか」「今日どれだけ運動したか」「今日一日の消費カロリーと、摂取カロリーの対比(食べたものを入力すればね)」などが一目でわかる。Bluetoothでつなげる体重計とリンクすれば、体重や体脂肪率も自動的にデータを抽出してくれるらしい。

 

未来だなあ。

 

私はおひつじ座だから、というのは完全なる言い訳なんだけど、なんかにはまるととことん深堀りする性格である一方、飽きっぽい性分であることは自覚している。いくつかめっちゃ長いこと続いている趣味もあるけれど、基本は「わー!楽しそう!」と何かを始めて、しばらく熱中した後に、だんだん興味が薄れて忘れちゃうパターンが非常に多い。私の背後には、そうやって忘れ去られていった趣味(仮)の屍たちが積み重なって倒れている。

 

でも活動量計を買って、自分の一日の行動を「見える化」してみてつくづく感じたのは、「日々の細かい積み重ねが自分を作っているんだなあ」ということ。

今、めんどくさいけど、スクワット運動するかしないか。

今、もう寝たいけど、化粧落とすか落とさないで寝るか。

今、やりたくないけど、勉強するかしないか。

そういう小さなYES NOの選択が自分という人間を形作っているんだと思った。

たった一晩で奇跡は起きないけど、そういう小さな選択たちが、長期的な奇跡を起こすことは全く不思議じゃない。

活動量計はそういう小さな選択たちも「見える化」してくれたと思っている。

 

私の現在の相棒はこれ。

今後も宜しくお願い致します。(飽きないといいなあ…)