涙活専用ソング

聴くと、自動的に泣いちゃう曲ってありませんか?

 
私はあります。

別に、その曲や曲を作ったアーティストの大ファンなわけでもないし、例えばその曲が流行ってる時に大失恋をした思い出があるとか、何らかの自分の悲しい記憶と結びついているわけでもないのに。
 
ただ、聴くだけでなぜか涙が出てしまう曲のことを、私は涙活専用ソングと呼んでいます。ちなみに、その曲を脳内で思い出しただけでは涙が出ることはあまりないけど(時々は出る。大抵オナゴデイズ近辺)、実際に音楽をプレイヤーで再生して、耳から聴いたときはほぼ確実に出ます。不思議です。
 
下記にそのいくつかを挙げてみます。あくまで私専用の涙活専用ソングなので、これを聴いても涙が出ない人の方が圧倒的に多いだろうと思います。「これで泣けるひとも世の中にはいるんだな」くらいの温かい気持ちで読んでいただければ幸いです。
 

私の涙活専用ソング

1. わたがし ー back number

 

わたがし

わたがし

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250

 テレビでサビが流れた時、何も悲しいことのない、むしろ気分のいい晴れた休日だったのに、一気に胸が詰まって、だーと涙が出ました。何の魔法なんでしょう。

 
何百回と聴きすぎて今はだいぶ慣れたけど、最初の頃はよほど気を強く持たないと、公共の場でイヤホンでは聴けませんでした。満員電車で号泣する気持ち悪い女になってました。
 
2. Return To Innocence - Enigma
Return to Innocence

Return to Innocence

 

曲の途中で、一大叙事詩みたいな盛り上がり方をするんですが、そこでいつも人間の小ささを感じて涙してしまいます。
 
3. 荒野より - 中島みゆき
荒野より

荒野より

 

中島みゆきさんの歌は、犬が主人公になっている曲が時々あるんですが(家なき子の主題歌だった「空と君のあいだに」もそうなんだって)この曲も、犬が主人公だと思いながら歌詞を聴くと胸に迫るものがあります。
 
4.nostalgia - 平井堅
nostalgia

nostalgia

  • 平井 堅
  • J-Pop
  • ¥250

おそらく、父親についてうたった歌。絶対的に大きな存在だった父親が、時間とともに老いて、自分に近くなり、そして追い越していく切なさを歌っていて、この曲は30歳以上に響く曲だなあと思います。

 

5. Eternal Memories - Crystal Kay

Eternal Memories

Eternal Memories

 Crystal Kayのデビューシングルです。まだ声が若くて、聞いていると、いつも雨があがりかけの草原を思い起こします。一時、カラオケで練習していたこともありましたが、歌うたびに涙にむせんでしまい、一度も最後まで歌えたことがありません。

 
6.Kiss Me - Six Pense None The Richer
Kiss Me

Kiss Me

  • シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー
  • ポップ
  • ¥250

 CMでも使われていたので、聞いたことがある人も多い曲だと思います。

歌詞がとてもイノセントで、穢れを知らない無垢な感じで、汚れちまったいいオトナの私としてはついついじわっと涙腺がゆるんでしまいます。夏の太陽がじりじりと照りつける昼下がりに、木陰で聴きたい曲です。

 

7. きみへのうた - 樋口了一

きみへのうた

きみへのうた

 ご存じ「水曜どうでしょう」の主題歌をうたった樋口了一さんの曲。寒い冬の夜更けに、冷える台所にある灯油ストーブの横あたりでしみじみと聴きたい曲です。

 

8. マタアイマショウ - Seamo

マタアイマショウ

マタアイマショウ

  • SEAMO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

 とっても3月のイメージです。たぶん、大好きな人とのお別れについて歌っているからだと思うけど、歌のメロディの背後に、弦楽器で繰り返しているメロディがあって、これがウルウルくる原因になっていると、個人的には思っています(書いておいてなんですが、世界一どうでもいい曲の説明だな)。

 

いろんな人の涙活専用ソング、聴いてみたいなー。そういうプレイリストとかコンピレーションアルバムがあればいいのにな、と思いました。