おまたぢから®セミナーを受講した

※本日の内容は、女性に特化した内容なので、男性が読んでもあまり得るところはないかもしれないです。じゃあ、日頃書いてる内容は得るところがあるのかと問われると、それも自信ないです。なんかすみません。読んで人生に悪影響が出ないことはお約束できます。色々とすみません。


「おまたぢから」という言葉を初めて聞いた。何だかユーモラスで、気取ってない感じがする。

おまたぢから®セミナーで経血コントロールについて学べると聞いたので参加してきた。つまり、オナゴデイズ(生理)の時に出る経血をナプキンではなく自分の意図したタイミング(お手洗いなど)で排出できるスキルだ。

これをマスターすると、オナゴデイズが三日間で終わり、痛みもなくなり、夜寝ている間は経血が出なくなるとのこと。

ワクワクしながらセミナーに参加したが、果たして内容はワクワクが止まらないものだった。

具体的には骨盤底筋の動かし方を学び、ここの筋肉を鍛えることによってコントロールを可能にする。

ヨガで骨盤底筋の大切さについては学んだので、内容もすんなり理解できた。

感動したのはオナゴデイズの流れについて。女性の身体の中で、卵子は半年かけて小さな細胞から卵子に成長する。それも数ある細胞の中から、オーディションを勝ち抜いた卵子だけが毎月一つだけ排卵して、卵管を通り子宮に到着する。

精子は無数にいるけど、卵子は一回一個だけ、と思っていたので、卵子もオーディションを経て出てくるという事実にちょっとびっくり。

例えるなら、数多くいるライバルの中から厳しいオーディションを勝ち抜いて、見事グランプリに輝いたプリンセスが毎月最大限に着飾り、満を持して子宮というお城でプリンスのお迎えを待つ、という流れが、女性の身体のなかで毎月行われているってことだ。

感動〜。


オナゴデイズは、そんな風にしてお城で待機しているプリンセスが王子様には会えず、待ちくたびれているうちに寿命を迎えて、「もうあたしゃ疲れたから次のプリンセスに地位を譲るよ…」と身体から去って行く際に起こる現象。

そう考えると、毎月憂鬱だったオナゴデイズが何だか切なく、申し訳なく思えてくる。ずっと待っていたのに、王子様に会わせてあげられなくてごめんね、私のプリンセス…。

全国に、経血コントロールを含めた女性の身体についての知識を授けてくれるおまたぢから®マスターは100人以上在籍するそうなので、年齢関係なく女性は全員受けた方がいいと思える濃いセミナーだった。

セミナーは公式サイトから検索可能。

自分の身体のことって、わかってるようでわかってなくて、まだまだ探検しがいがあるなぁと思った。社会のなかでの役割を果たす自分にばかり関心が行って、生き物としての自分に鈍感になっていたなあと思いつつ、生き物としての自分、生命ある自分ももっと大切に愛するようにしようと思った土曜日の夜。自分を可愛がろう!