9/2 封印された記憶の夢

最近、とんと夢を見ない。

眠っている間の話だ。

 

でも久し振りに今朝見た夢は、なんだか変な夢だった。

 

私が現在生きづらいのは、過去のトラウマに原因があるのだ、と天啓を受ける夢だった。あまりに忌まわしすぎて封印してしまい、思い出すことのない記憶が冷たく硬く胸の奥でくすぶっているせいで、私はしあわせになれない。

 

具体的には、私がまだ物心つく前、現実でも知っている人(でももうこの世にはいない)から性的虐待を受けたことがそうなんだって。

 

夢の中で、「思い当たる節が全くない」と考えるが、それは覚えていると辛すぎるから、無意識が勝手にその記憶を封印してしまったから覚えてないだけなんだそうだ。でも、じゃあそのことがわかった今、わたしはトラウマから解放されるの?と天啓を告げた見えない存在に聞いてみたら、「そうともいえるし、そうでないともいえる。一言でいうと、全部あなた次第」と答えが聴こえて、その途端に目が覚めた。

 

目が覚めて、不思議な夢を見たもんだな、と考えた。

わたしは無意識のうちに生きづらさを感じているのかな。

私はしあわせなのに。

今までしあわせじゃない時もあったけど、今私はしあわせかふしあわせかと訊かれたら確実にしあわせなのになぁ。

 

性的虐待云々は夢の中の話なので実際の話ではない。現実のわたしにも、そんな記憶はない。でも夢の中であったとしても、「実際にあったことだけど、封印されてるから思い出せないだけ」って言われると、とたんに自信がなくなる。合わせ鏡の永遠に続く回廊を覗いてるみたいな不安感に襲われつつ、出かけます。