こないだ観た映画『女神は二度微笑む』
久しぶりのインド映画。
横浜までの遠征だったので、映画館近くの美味しいごはん屋さんを調べて行ったら、そこの洋食屋さんがヒットだった。ビーフシチューにバゲットを頼んだら、シチューの牛肉はトロトロで、じゃがいもは大振りのまるまる一個が入ってて、バゲットはちょうど焼き上がりました!ってくらいアツアツで、半分に割ると「ぱちぱちぱちぱち」っていう、焚き火の音がした。バゲットのこの音が大好き。だんだん映画関係なくなってきた。でも、ほんとに美味しかったのですよー。
- ジャンル:洋食
- 住所: 横浜市中区末吉町3-67
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- (写真提供:Pちゃん.)
この映画を一言でいうと
映画も緻密に伏線が練られた極上ミステリーで、インド映画特有のダンスシーンがないので、ちょうど2時間と上映時間も短め。踊りは踊りで楽しめる方だけど、この映画はギュッと凝縮して楽しめた感がある。
こんな人におすすめ
インド映画ファンはもちろんですが、前述の通りミステリーやサスペンス好きにもお勧めできる出来栄えでした。
ドゥルガー(दुर्गा durgā)は、ヒンドゥー教の女神。その名は「近づき難い者」を意味する。外見は優美で美しいが、実際は恐るべき戦いの女神である。10本あるいは18本の腕にそれぞれ神授の武器を持つ。神々の要請によって魔族と戦った。シヴァ神の神妃とされ、パールヴァティーと同一視された。
個人的感想
物語の冒頭の舞台が、インドの地下鉄。インドに地下鉄があるのを知らなかった!調べたら、首都デリーにはあるそうな。
あんなに土地が広いのに何で?と思ったら、既存の鉄道網は長距離移動に特化され、デリー近郊の移動はバスか自家用車(またはオートリクシャーと呼ばれる三輪バイク)に頼らざるを得ず、交通渋滞が蔓延していたので、メトロを作ろう!となったのが始まりだったとか。
デリーへの地下鉄の導入については、日本のJICAも協力していて、日本から導入され、インドで定着した日本文化は下記の通りらしいです。
- 工事現場を柵で囲い、一般道と工事現場を区別する
- 作業員にヘルメットや安全靴を着用させる
- 工事現場内の資材、機材を常に整理整頓しておく
- 作業員に遅刻しないことを徹底させる
- 作業員に納期の重要性を認識させる
- 地下鉄構内にゴミ廃棄禁止のルールを適用
- ホームに整列乗車のラインを引き、駅員に乗客の整理を徹底させる
こういうの、和風総本家あたりで特集してほしい。
純粋なエンターテイメントとして楽しめる作品ですが、現代のインドの経済や、宗教や文化に関することを学べるので、知的な意味でもオススメです!