Wi-Fiにつなげるまで2年かかった話

私は自宅でも無線で快適にインターネットをつながりたかっただけなんだ。最近入ったdTVでTVドラマを観たり、会社まで行ってWi-Fiに繋がらなくてもアプリのアップデートができたりしたかっただけなんだ。

なのに何でこんなに苦労するんだろう?世の中の人たちはこういうのをみんなサラッと苦もなくやっちゃうんだろうか?尊敬する。

反省点1  インターネットを引いてから、無線ルータに接続するまでに2年空けた。


おかげで、開通のご案内の紙がどっかいってしまった。たぶんなんかのゴミと一緒にとっくに焼却されて、二酸化炭素になっている。

2年間なにしてたかというと、家でパソコンを触ってなかった。全部iPhoneの携帯電話の回線で全部なんとかなっちゃっていた。

反省点2  インターネット接続に必要な知識が全然ない


ここが一番のポイントだと思うけど、実は私はNTTから送られてきた開通のご案内は後生大事にとってあった。今まで何回か引越しを重ねて、重要書類の置き場所も決めて、「だいじ!捨てちゃダメ!」と自分の字で書いてあったクリアファイルにちゃんと保管してあった。

それにかいてある初期IDとパスワードで繋がると思って、のんきに構えていたら、ルータの初期設定画面に入れるID部分は途中に@が入っていた。NTTからのご案内は@なんて入ってない、アルファベットと数字の羅列。

混乱した私は無線ルータのメーカーに電話をかけて、このデフォルトで表示されてる@を避けて、どうやって入力したらいいんですか?と聞いた。またアホな子が来たなあと思われてんだろうなと思ったら、問い合わせ窓口の女性は私以上にフワフワだった。

女性「えっとー、@の前か後ろかにまとめて入力してみましたか?」

私「いえ、@が入ってる時点で違うんだろうなと思って、入れてません」

女性「それ、試しにやってみてください。たぶんそれで繋がると思います」

私からしたら相手はプロである。プロが言うんだから間違いない。安心して電話を切って、夜帰宅して入力してみた。

全然ダメでした。

翌日気を取り直してNTTに問い合わせてみたら、何と、開通のご案内と書いてあるその紙のIDとパスワードはインターネットの初期設定に使えないんだって。

「プロバイダーからも開通のご案内がきているはずですが、それはお持ちですか?」

持ってません。もう二酸化炭素になってます。

あー。これ。
以前引っ越した時に、NTTに引越しの連絡をして、やれやれと思ったら、プロバイダの解約は済んでなくて、そっちに半年くらい無駄に料金を払い込んでいたことがあるのを思い出した。

あの時、NTTに引越しの連絡した時点で、インターネットを使っているならプロバイダのご解約も別途しないといけませんよ、って教えてくれればいいのに!と憤ったんだった。

時間が経つと、全部忘れるな。

反省点3 IT関係に強い友達がいない。


そもそも、友達がそんなに多くない。ちーん。

そんなこんなで、本日やっと!インターネットを部屋に引いて2年目にして!ようやく!Wi-Fiを使えるようになり申した。長かった。

私は世間一般的に相当ITリテラシーが低いので、たぶん普通の人は難なくこなせることをすごい時間をかけて、でも自分の力で解決できたのは良いことだ、と思うことにします。

そもそも自分のプロバイダが何なのかさえ知らなかった。一個びっくりしたのは、プロバイダに電話をかけて、自分の住所と電話番号を告げたら、携帯のショートメッセージで初期設定用の認証IDとパスワードをその場で送ってくれたこと。手続きにまた一週間とかかかるのかなと思ってたから感動した。

また今度引っ越して、Wi-Fiの設定をしなきゃならなくなった時のために得た教訓は下記の3点です。

  1. ネット回線を引くと同時に無線ルータの設定もする。めんどくさいからまた落ち着いてからでいいやーとか思わない。ダメ。絶対。
  2. インターネット回線を使用するのに必要なのは、NTTだけじゃなくプロバイダも。
  3. 書類はとにかく全部取っておく。
家に帰るのが久しぶりに楽しみ。