日本の夏、世界の夏

昨日の私は、一日じゅう、夏を満喫していた。

朝、蝉の声で目が覚める。
昼間、炎天下を出歩いて汗だくになり、エアコンのきいた室内でキンキンに冷えた麦茶を飲んで生き返る。昼下がり、鼻の頭に汗をかきながら畳の上で昼寝。
夕方、日は傾き始めたけどまだ蒸し暑いなか買い物に出かけ、晩御飯はトマト、きゅうり、卵焼きがのった冷やし中華
夜、蚊取り線香をたきながらスイカにかぶりつく。

まさに、ちょっと恥ずかしくなるくらい典型的な日本の夏の風景だ。これで浴衣を着ての花火大会を加えたら、日本の夏を形にしたらこれになる、くらい完璧なひな形。

日本の夏はすぐにイメージが出来るけれど、世界の色々な国の夏の典型ってなんだろう。台湾の夜市は、日本の夏祭りに似ているからすぐ思いつく。経験したことないけど、アメリカ西海岸はビキニ着てビーチに寝そべる感じ?(完全にイメージ)北欧の夏は、つかの間の長ーい昼間を楽しむかのように、真夜中近くまで公園でピクニックを楽しむと聞いたことがある。

アフリカや中東の国々、南米、北米、ヨーロッパ、いろんな場所を思い浮かべてみたけど、夏の風物詩、というのはあまりイメージができない。日本のように四季がはっきりせず、年間を通じて同じような気候の場所が多いからだろうか。

でも、私が知らないだけで、いろんな場所にいろんな夏の風景があるんだろうな。もっともっと世界を見てみたい。