ネガティブな自分への対処法

最近「小さいなー、自分」と思うことが多い。性格悪い、僻み根性、いろいろ言い方はあると思うけど、一言でいえば、自分の物事に対する感情的なファーストリアクションが嫌いである。(頭ではそれが人付き合いにおいて好ましくないのは理解しているので、行動ではそのリアクションを表に出すことはない)
 
具体例。

友達が最近SNSに出てこない
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彼氏とラブラブだからに違いない
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いや彼女の性格上、ラブラブならSNSでアピールするはず。それがないということは

可能性1:仕事がものすごい忙しくてアップデートする暇がない
可能性2:彼とうまくいってなくて落ち込んでて、SNSを触りたくない

無意識に、可能性2を望んでいる自分に気づいて、ぞっとする。何て醜いことを考えているのだ、私は!!

自分が恐ろしくなって、お尻の穴がきゅっとすぼまるかんじがする。高い崖から下を覗き込んだみたいな。

最近知り合った人に「ネガティブな気持ちに自分が塗りつぶされそうになった時は、目を閉じて、鼻から息を吸って吐いて、『ああ、いま、私はネガティブな気持ちに塗りつぶされているな』と思えばよい」と教えてもらった。

ネガティブな気持ちが自分の中にある、と客観的に認めることで、自分と一体化していた、その黒いものが自分と分離し、「自分と隣接している自分ではない何か」になる。数式で言うなら、自分=黒いネガティブな気持ち→自分の中に黒いものがあることを認める→自分+黒いネガティブな気持ち、に変わる。

これって何気ないようで重要だなと思った。自分とネガティブなものは、同一ではなく、切り離せるものだ。切り離せるということは、ネガティブなものから解放されることも可能ということだ。

うん。
まずは否定せずに、自分の中に黒い塊があることを認めよう。白日の下に晒せれば、黒い何かも黒くなくて濃紺だったり、違う色かもしれない。