だいぶ前に観た映画『カリフォルニア・ダウン』

地震とそれに起因する津波のシーンがあるという理由で、公開が延期に延期を重ね、規模を縮小して公開と相成った作品、『カリフォルニア・ダウン』。

この映画を一言でいうと
(地球上で最もサバイバル能力が高いひとりと巷で噂の)ドウェイン・ジョンソン扮するレスキュー隊員が、サンフランシスコで起きた未曾有の大地震のなか、一人娘を救出に向かう。

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絶対の安心感漂うビジュアル。

こんな人におすすめ
私の母は、ハラハラドキドキという感情だけを映画に求める人だ。『エイリアン』シリーズ、『クリフハンガー』、『ダイ・ハード』『ジュラシックパーク』シリーズなど、手に汗握って観ているこっちが思わず力が入ってしまい、「あぶなーーーーい!」と叫んでしまう映画を好み、というかそういう映画しか観ない。この映画は完全に母のために作られた映画と言っても過言ではない。

個人的感想
東北大震災の被害に遭われた人がこの映画を観てどう思うのか、どういう感情を抱くのか、私には想像することしかできない。

少なくとも私は、ネガティブな感情はあまり抱かなかった。映画を俯瞰して観ることができない(いつもどっぷり感情移入してしまう)からかもしれないけれど、少なくとも観ている間は「災害をエンタメ化してお金稼ぐなんて」と“けしからん”的感情は生まれなかった。

ただただ、生き延びたい、自分の愛する人が無事であって欲しいという切なる願いと、愛する人を助けるためにどんなことも乗り越えるという固い決意が一貫して感じられる本編だった。

もし、自分が大規模自然災害に遭ったらどうするか?何をどうすればいいか? 何をすれば家族が助けられるか?

この世に絶対はないから、これをすれば必ず生き延びられるという確証はないけれど、日頃からシミュレーションしておくことは大切だなと思った。

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12/23にはもう、ブルーレイとDVDが発売されるそうです。時の経つのは早い…先週おせち食べたと思ったのに…