最近観た映画『ジュラシック・ワールド』

溜めてた映画感想文第6弾。
だんだん感想文がいい加減になってきたのが自分でもよくわかる。やっぱり観て1日経った時が、内容も咀嚼できて、余韻も残ってて、なおかつ内容を覚えているという点でベストですね。溜めちゃいけないな。夏休みの宿題と一緒だ。

ここ最近は夏休みの大作映画を観ていますが、『ジュラシックワールド』を観ました。『ジュラシックパーク』は遥か昔に観たことを記憶している、くらい。

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この映画を一言でいうと

遺伝子工学により現代に蘇った恐竜を活用して作ったアミューズメントパークで、恐竜が想定外の暴走をしてパニックになるというお話。今回は前回の反省を活かし、より安全で、でも発達したテクノロジーにより、現実には存在しなかったより獰猛で攻撃力の高い恐竜を作ってパークの目玉にしようという“死亡フラグ”満載なプロジェクトが根底にあります。そして中で逃げ惑う人間たちも、「志村、うしろ!」的な行動を次から次へと前のめりにとる姿は、もはや形式美と言っても過言ではありません(褒めてます)。

こんな人におすすめ

この夏のイベントムービーとしては、一番おすすめかも。アトラクションとして楽しむのには最適です。恐竜の映像技術と、ハラハラする展開(だいぶ先は読めるけど、それでも)で、映画館を「あー、ドキドキしたー!」とスカッとしながら出てくるのには最適の映画でした(褒めてます)。

個人的感想

この映画シリーズは、音楽がいいなーと思った。インディ・ジョーンズや、ミッション:インポッシブル、あるいはパイレーツ・オブ・カリビアンみたいに、曲を聴いただけで「あ、これは!」と思うのと同時に何だかテンションが上がってしまうテーマ曲というのはあって、このシリーズのテーマソングも、誰もが聞いたら「あ、これ知ってる!」と思うとても有名な曲なので、そういう点はハリウッドのエンターテイメントってすごいなあと思う。

ストーリーとは直接関係ないけど、前回のジュラシックパークの失敗で「想定外」の大惨事が起きているにもかかわらず、売り上げのためにまた自然を操作して人間の快楽を追求した同じような施設を作っちゃうところが、懲りないなぁと思うと同時に、日本もだいぶ似たようなことやってるなぁと思う。

それを肯定も否定もするつもりはないけど、何だろう、自然を服従させて自分の思う通りに動かしたいという欲求は人類普遍のものなんだろうか?原発の場合は自然をねじふせて優越感に浸りたいというよりは、明らかに利権絡みのモチベーションが最大の要因だと思うけど。私個人的にはそんなの絶対無理だと思う。人間の種としての「俺たちは不可能をも可能にできるんだ!」っていう可能性を信じたいのかな?

人間の考えることってよくわからないなー。私も、生物学的には人間のはずなんだけどなー。

映画とは関係ない感想になってしまったけど、本編自体は何も考えずに楽しめます。