最近観た映画『アベンジャーズ /エイジ・オブ・ウルトロン』

噂のゴジラがチラ見えする新宿歌舞伎町のTOHOシネマズにて、MX4Dで。
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MX4Dとは、全く新しい体感型映画鑑賞施設のことです。要は、映像に合わせて座ってる椅子が動いたり、水しぶきが飛んだり、風が吹いたりと、まるで自分が映画の中に入り込んだようなリアルな映画体験が可能となります。4DXも内容は同じで、システムを売っている会社が違うだけです。


この映画を一言でいうと

有名なアメコミ、マーベル・コミックに出てくるヒーローキャラクターが一堂に会して悪と戦う、かつての紅白歌合戦みたいな映画。

こんな人におすすめ

普段はあまり映画館に行かないけど、夏休みに暇だし暑いから涼しい映画館にでも行くか…というのにうってつけ。ストーリーは明快だし、終わりはスカッとするし、豪華キャストが惜しげもなく出演。MX4Dで観ると、本当に遊園地のアトラクションみたいなスリルが味わえるので、千円くらい余分に払ってもまあいいかな、という人には激しくおすすめします。しばらく、友達にMX4Dで映画観てきたことを自慢したくなります。私だけか。

個人的感想

漫才コンビのツッコミ役になったつもりで観るととても楽しい。ネタバレにならないようにぼやかして書くと

「お前が最初から頑張ったらこんな長く引っ張らなくて済んだんやないかーい!」
「あんた仕切り屋以外役割ないんかい!」
「なんでこんなにでかくなってパンツは破れんのかーい!」
「家族いたんかーい!」

など。

一緒に行った友達が、ホークアイのジェレミー・レナーにこの映画で恋をして、その後ご飯食べながら、「ホークアイが自分の通う高校の先生として何故か赴任してきて写真部の顧問として会話するようになり、暗室で現像していると先生と指が触れ(以下略」というものすごい妄想列車に飛び乗っており、なるほど腐女子の楽しみってこういうことか!と目からウロコが落ちました。

よくステレオタイプで「オタクって一人でニヤニヤしてて気持ち悪い」という描写があるけど、そりゃニヤニヤするよ。妄想ワクワクするもん。

友達に、アベンジャーズの中だったら誰がタイプ?と聞かれて、どれもイヤだ…話が通じなさそう。と答えたら、じれた友達に「究極の選択で、どれか選ばなきゃいけないとしたら!?」と詰め寄られ、えー?天下のマーベルヒーローをそんな風に選ぶのー?とちょっと笑ってしまいました。

ホークアイは私のだからそれ以外で!」と腐女子全開の発言をする友達を尻目に、トニー・スタークはめっちゃ俺俺主義だろうし、ハルクは命の危険を感じるので、どうせなら人間じゃないソー様にする。天然ぽくて可愛いかも!と言ってキャーキャー騒いでました。(この時点でキャプテンアメリカの存在感ゼロ)

映画そのものは置いといて、アベンジャーズの新しい楽しみ方もあるよ!(腐女子的な)という感想でした。