今日観た映画『フォーカス』


久しぶりにウィル・スミスの映画。『ハンコック』以来?いや、あれを忘れてた。親子共演のSF映画。恐怖を感知して寄ってくるモンスターを倒す映画。『アフター・アース』。ゴールデンラズベリー賞の最低男優賞を獲得した栄えある映画。私はこの映画わりとちゃんとハラハラドキドキしたんですが、映画は人によって全然見方が違いますね。
きちんと調べたら、ウィル・スミス直近作は『ニューヨーク 冬物語』の判事役でした。確かに、悪魔として出てたわ。この映画は本当に観る人を選ぶ(クリスチャンにしかささらないと思います)作品の最たるものですね。

ニューヨーク 冬物語 [DVD]

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この作品を一言でいうと

詐欺師の話。

こんな人にオススメ

テレビのドキュメンタリーで、カメラは見た!衝撃のスリの手口、みたいな番組を好きな人は好きかも。スリや詐欺のやり方を、具体的に説明してくれるシーンがあるから、へぇボタンを押したくなるし、スリにはスリの、詐欺には詐欺の才能やスキルがちゃんと必要なんだ、入念な準備と緻密なシミュレーションが必要で、チンピラが片手間にひょいっとやって成功するものでもないんだ、というのが分かったのは面白かったです。

個人的感想

全然ささらなかった。ウィル・スミスは好きな俳優だし、ルパン三世とか好きだから、期待してたんだけど、痛快な泥棒活劇、って感じじゃなかった。お金持ち以外の人もターゲットになってて、「普通の人からも盗んじゃうの??」ってちょっと疑問だったし。

全面的に、興味、関心の持てないテーマの映画を観ると、どんなにうまく作ってあっても話の中に入り込めないんだなという教訓を得ました。

この作品も、先述の『アフター・アース』も『ニューヨーク冬物語』もそうだし、『アイ・アム・レジェンド』なんかもそうだけど、ウィル・スミスってわりと舞台が狭いというか、閉じた世界観の中の作品を選ぶことが多いなと思いました。

それがいいとか悪いではなくて、本人に会ったことないけど、もしかしてウィル・スミスって陽気に見えるけど実際の人物は内向的なひとなのかもしれないなと思いました。