こないだ観た映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

ジョン・ファヴローの映画はアイアンマン以来。

 

この映画を一言でいうと

美味しいものを作ることに情熱を注ぐ男と、そんな父親の背中を見上げながら成長する少年の、ラテンなノリのハッピーなロードムービー
 
 

こんな人におすすめ

食べることがが好きな人なら、誰にでもおすすめ。見終わった後、モーレツに美味しいものを食べたくなるので、レストランはリサーチしておくことを推奨。

また、仕事で落ち込んでいる人や、行き詰まりを感じている人が観ると、爽快ハッピーな気分で映画館を出られます。
 

個人的感想

画面いっぱいに映し出される美味しそうなご馳走の数々によだれが出た。
 
美味しそう美味しそう美味しそう
あれ食べたいあれ食べたいあれ食べたい
 
って思ってるうちに、どんどんストーリーに引き込まれていって、最後は登場人物のひとりにでもなったような気分だった。
 
登場人物といえば、キャストがめちゃ豪華!主役級の豪華キャストがちょい役でバンバン出てくる。
 
料理も、高い素材を使ったらいつも美味しくなるかって言ったらそうでもないことはよくあるけど、料理に例えるならば、この映画の味は最高。
 
「ウニをこんな風にして食べるとこんなに美味しいの!?」的な感じで、生のままで新鮮に食べるのが美味しいと言われるウニを、こんな風に斬新に使ってこんなに美味しくなるんだ!という仕上がり。
(わたしの比喩は伝わってますでしょうか。「いつもお前は日本語が足りない」と先日もお叱りを受けたばかりです。)
 
料理をテーマにした映画はたくさんあるけど、料理をモチーフにして展開するロードムービーって他に何かあったかなあ?
 
そして、美味しいごはん、旅で見つける知らない街の風景、すてきな出会い、大好きな人と心を通わせる瞬間。人生で大切なものって、他に何かあったかなあ?
 
そんな風に思わせてくれる映画でした。
 
個人的には、主役の元奥さんがラテン系のミランダ・カーという感じで、スタイル抜群ブロンド美女(歯が不自然なまでに白いとか、典型的な感じ)だったので、きっと性格悪いんだろうな、と思ったらとってもいい人役だったのが心地よい裏切られ感でした。映画の先入観に毒されている自分を反省。
 
quoteを読む限りでは、実際の人物もとってもユーモアのセンスがある女性のようです。